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健康保険組合連合会より掲載しています。無断転載は禁止します。


H22.08.06掲載

長い老後~明るく楽しく快適に~ vol.17

野原すみれ


年の数だけ植樹のススメ










    







 

 函館の街を見下ろす森の中で車座になり、元町長夫人手づくりのおにぎりをほおばりました。その美味しさといったら、総勢20数名みんなの顔がうっとりとして「幸せだなあ」と語っていましたね。
 
 「森でにぎりめし食っただけで何がうっとりなんだ、おおげさな」とのお怒りももっともですが、その森はどこにでもある森ではなく、自分たちで植えた苗木が育った森なのですから。ひとしお愛しいのです。
 
 きっかけは、たまたま北海道の大野町(現北斗市)を訪ねていた私が、当時の町長吉田幸二さんが熱く語る「ゴルフ場予定地を市民の森にする計画」を聞き、「高齢化社会をよくする虹の仲間」(代表佐渡順子 設立30周年)たちに、「お手伝いをしようよ、いざ森づくりに」と呼びかけたのが始まりです。

 自分が植えた木がやがて森を支える1本になり、りすや野うさぎやきつねたちが遊び回ると思うとじつに楽しく愉快になります。

 誰いうともなく、いつか自分たちの森で「宴会をしよう」が合言葉になっていました。それが10年ぶりに叶って冒頭のうっとりになったのです。最年長90才のYさんは同行できなかった親友の写真を携えての参加でした。

 私たちがこの世を去っても森は生きて、後に続く人たちに豊かな緑を提供するでしょう。もしかすると孫やひ孫達がおじじやおばばの森を見に訪れるかもしれません。

 折しも今年は国際エコ年、自分のモニュメントに、また地球のために植樹をしましょうよ。年の数だけ!それっ!!
  

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